「重老齢社会」が到来 日本、75歳以上が過半に という記事を見つけました。

記事によれば、75歳以上の後期高齢者が65~74歳の前期高齢者をまもなく上回り、高齢者全体の半数を超える。寝たきりや認知症など身体的な衰えが強まりがちな後期高齢者が急増する「重老齢社会」の到来。としていた。

現在、75歳以上は1764万人。65~74歳は1766万人。後期高齢者は平均月3万人ペースで増加している。ただ、もう、前期高齢者という概念を国はなくそうとしているのですが。ちなみに、認知症の人は60代後半で約2%、70代前半で約5%なのに対し、70代後半になると約10%という推計があります。

 

私から意見を加えるならば、その、寝たきりや認知症のお年寄りの多くが、首都圏や7大都市に住んでいることが問題だと考えています。理由は、高コストの地域にいるということです。

これから、地方の特養は待機者がいなくなりますので、首都圏を中心とした高齢者の受け入れが、法整備とともに始まると、個人的には考えています。また、高齢者夫婦が在宅で一緒に暮らしている、高齢の障がい者の介護の問題が手つかずです。これもどうなるのでしょうか、、

 

記事によると、2035年には、150兆円の有価証券が認知症高齢者によって保有されるそうで、お金が寝てしまうことで経済の活性化という観点から難しい状況になると考えられもしますね。

 

日本は、本当に難しい問題に直面します。国民全員の問題として考える必要がありますね。