同族経営とICT、IoT、AIとお家騒動。⑴⑵⑶⑷です。

【⑴ 同族経営】

日本では、上場企業の50%以上が同族企業とされている。日本は世界でも屈指の同族企業大国。これが、国の強さの源になっている。

さらに際立っているのは、創業オーナー社長。この強さは半端ではありません。例えば、誰もが知っているのは、ソフトバンクグループの孫正義社長。通に人気がある経営者は、自己資金まで注ぎ込んでM&Aを仕掛ける日本電産の永守重信会長兼社長。今までになかった、小売業で世界に出ているファーストリテイリングの柳井正会長兼社長など。

 

【⑵ ICT、IoT、AI テクノロジー】

では、別の話です。医療と福祉の業界ではない、一般企業でどう言われているかというと、テクノロジーの超速の進歩よって、世界はあらゆる業界で「破壊的イノベーション」が起き、結果、大淘汰時代に突入したと言われているのです。

こんな時代には、強いリーダーシップで時代にキャッチアップしないといけないわけですが、ある学習会で、「AI や IoT などのテクノロジーへの対応に積極的なのは、オーナー社長であるケースが多い。」という話とのこと。

 

【⑶ お家騒動】

そして、さらにもう一つ。この頃は、お家騒動も内容が変わってきたそうです。以前は、同族の中での争いと言えば兄弟間などで起こったわけですが、最近は、創業家、対、非創業家だそうです。

その原因は、経営は高度化して難しくなっていることによるとの研究資料が出ています。

 

【⑷ 結論】

今の時代は、世の中が、テクノロジーの超速な進歩による、経営の大変革期に入ったので、強い経営者がリーダーシップを発揮して、時代に立ち向かう必要がある。医療と福祉は、テクノロジーだけではなく、国の政策、制度、人、改定など、多岐に渡って対応が必要であり、優秀で強い経営者を求めている。