大企業の社長が「ルールが変わった」。そして、「挑む」姿勢です。やはり、最後は「経営者の熱意」です。

みなさんは、日野自動車がバスやトラックを作っている会社であることはご存じだと思います。しかし、日野自動車がトヨタの子会社であることは知らない人が多い。なんでこんな話を書いたかというと、その日野自動車が、トヨタ自動車のライバルのドイツのフォルクスワーゲン社の商用車部門と提携したことです。

「まさか、、ライバルと、、」とトヨタ本社の役員は思ったことでしょう。それほど、時代は、もう、待ったなしなのです。

 

話は変わります。

 

トヨタ自動車は2018年3月期の決算を、「純利益2兆4923億円になった」と発表しました。「よかったよかった」とはならず、社長の決算速報の説明会は2時間に渡り、それは「危機感」「戦い」という内容に終始していたそうです。

豊田章夫社長は「ライバルも競争のルールも変わり、生死をかけた闘い」と事業環境の厳しさを強調。「テクノロジーカンパニーは我々の数倍のスピード、豊富な資金で新技術に投資を続けている」と語ったとのこと。興味深いのは、言葉の中に「未知の世界」との文言があったと新聞に書かれていました。トヨタ自動車は、年間の研究開発費用に1兆9000億円を投入するそうです。

これからの経営環境の中で、トヨタが戦う相手は、グーグルであり、アップルであるわけです。

 

凄いな〜と思うこと。

 

このような激変する経営環境に対して、豊田章夫社長は「100年に一度の大チャンスと捉え、これまでにない発想でチャレンジする」と。

どんな困難もチャンスに変えて「挑む」ということです。

 

ここからは我々の業界の話です。

 

医療、介護、福祉も全く状況はおなじです。

そして、我々コンサルティング会社も。システム会社も。建設会社だって同じです。

すでに、小売業は、IT化で市場は一変していまよね。その前が物流です。その代表選手が、アリババでありアマゾンです。

誰かが、アリババやアマゾンになるのでしょうね。