共生社会についてのご説明には、地域包括のみなさんも「これは大変なことになるかも」と。

昨日の鹿児島でのセミナーで一番印象に残ったことは、「大変な法律が通ってしまったんだと初めて分かった。」「時代の流れが速くて対応ができないという前に頭がついて行かない。」「これを本当に国は進めるつもりなのか?」という声が聞かれました。

私も「これを現場に落としたら、ただただ混乱とカオス(混沌)を生むだけなんで、①法律、②制度、③報酬を3年度の2020年をめどに出すと国は言っているので、進捗をウォッチしてゆきますね。」とお話ししています。

 

個人主義から「おせっかい社会」に変えるわけなんで、かなりの変化が待っているわけです、法律の趣旨からすると。

「地域包括のみなさんは介護とか老人とにすぎ行ってしまいますが、今度は、引きこもり、ニート、DV、貧困、住まい、就労、予防、社会参加、地域事業まで、幅に一気に広がります。」

「私は、鹿児島県経営協さんや老施協さんに4年位前から呼んでいただいていますが、その当時は『社会福祉法人は無くなっちゃうかも』とか『課税ですね』と言ってましたが、本当に、共生社会が政策のメインストリームになったら、『社会福祉法人が主役です』とか『課税はされないでしょうね』ということになると思います。ならざるを得ないでしょう。社会福祉法人さんにとっても悪い話ではありません。

「そのためには、地域に貢献しないといけませんね。」とお話ししました。

 

頑張れ! 社会福祉法人。