管理会計が分からない、頭に入っていない事務長さんは罪です。事務長とは、法人の職員のうち、法人の万事をとりしきる、頭(かしら)である者。です。

昨日も、「自分の法人の健康状態が分かっていないようじゃ事務長は務まらないよね。だから、事務長にとって、管理会計は必須科目よね。」

「事務長は、管理会計の中身を見てどこに問題点があるのか理解して、法人の各部門に指示を出したり、調整したり、ミーティングしてコンセンサス取らないと。」

「営繕にファシリティマネジメントを任せっ切りにしていると、あるときに法人はとんでもない、支出を強いられることになる。営繕が業者に食われているかどうか、見定めるのも、とっても大事な仕事ですね。」

 

(7月7日のレジメより)

事務長とは、法人の職員のうち、法人の万事をとりしきる、頭(かしら)である者。まさに最前線で指揮をしているものですので、経営企画室とは違います。

事務長は、財務・会計を足元の経営から将来を見ることが求められ、経営企画室は、未来から法人の将来を考えて、足元に戻って来る。

経営企画室は、あるべき姿をイメージするし、事務長は、現実に即して考える。

経営企画室は、食材を求めてお店を周り、事務長は、厨房にある材料から何を作るかを考える。

立場が違えば、思考が違う。事務長と経営企画を兼務することは、オススメしません。