「学習って、こういうことだよね!」「ああ、この仕事していて良かった。ありがとうございました。」

昨日、番頭塾の発表が3人からありました。約30人の参加者が頑張って宿題を送っていただいた中からの選抜です。その中に一つ、「感動した!」と思うものがありました。送られてきたパワポを見て、感謝で手を合わせてしまいました。

 

先月、国の政策、医療、介護、福祉の話、需給推移、人口動態、医療計画・介護保険事業計画、障がい者・障がい者事業、ドミナントのマーケティング・マッピング、そして将来のポジショニングと出口戦略・アクションプラン作成の学習です。

「ポジショニングと出口戦略」という宿題がありました。こういう場合、「自法人のドミナントは、2035年をピークに、」ということになるわけですが、この受講生のマーケットは、「見事なくらいの縮少マーケット」で、まさに、右下がり45°なのです。誰が見ても「お先真っ暗です。」当然、現状についての評価と可視化された表が出てきて、息を呑むほどです。

 

そうなると、通常の場合、厳しい内容のパワポが出て「厳しいね。」で終わるのです。しかし、この受講生は、厳しさを隠すことなく出し、可視化してあります。そして、ここからで、「なので、当法人は、① 障がい者事業に進出する。② 城西地区に拠点を移す。」と結論づけて、そのためのマーケティング・マッピングの資料を作り、障がいと城西地区の需要予測を出し、可視化し、「この法人にも将来がみえる。」ことを資料の中で証明していました。

理事長は、この受講生のパワポを見て、「学ばせて良かった。」と思われるはずです。現状を可視化しただけの、お先真っ暗な資料が出てきたら、「学ばせなければ良かった。」と。

 

読みながら「だから、学習をするんだよね!」と何回も呟いて、私自身に「これが、私の仕事だよな。」と納得させていただくこととなりました。私は、今回のことを通し、「学ぶとは何か?」「学ぶ目的は?」という、自分自身の仕事の本質を、この受講生から学びました。一つの約25枚のパワーポイントでしたが、教えられた思いと感謝でした。

ポンイトは、学習とはなんのためにするか、ということです。学習が知識を得ると考えるならば、「今のドミナントから見ればこういうことか、勉強になった。」で終わるわけです。しかし、学習の仕方を学んで将来のために生かすと考えたら、こういうパワポになるはずで、それが、目の前に出てきて驚きと感動を覚えました

幕末の薩摩藩にも、問題意識を持ち、「国を守らなければ。藩を動かさなければ。同志を集め、立ち上がらなければ。民を田を護らなければ。」という志を持った人たちが沢山いて、はじめて、西郷さん大久保さん達が世に出て行ったのだと思います。

国の基本は教育です。当然、法人の基本は教育です。正しい教育を受けさせるのは経営者の責務です。しっかり学ぶのは選ばれた職員の責務です。その想いを受けて教育する責任の重さを感じないわけにはいきませんね。

 

こういう受講生を一人でも多く増やしてゆくことが使命なのだと理解しました。我々の仕事も世の中のお役に立っていることに感謝とささやかな誇りを持つことができました。

「ああ、この仕事していてよかった。」

 

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本間 秀司

本間 秀司代表取締役社長

講師プロフィール

外資系コンサルティング会社の日本のエグゼクティブシニアセールスマネージャーを15年。日本の大手税理士法人マーケティング部統括部長(関係会社社長兼務)を4年。ウェルフェアー・J・ユナイテッド株式会社代表取締役。

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