「もう、特養一つ、併設デイ一つと『個』で『待ち』のビジネスモデルは崩壊した。株式会社の経営者は、社会福祉法人の経営から、何を学ぶか?」

今、福祉を行なっている株式会社には、いろいろ売り買いの話がまわってきます。話の元は、銀行などの金融機関です。

「OOOにサ高住の売りが出ている。」「街の真ん中にショートの売りが出ている。」中には、「社会福祉法人の理事長が手放したい。」と言っている。

株式会社のオーナーには、この5年間くらい、「次の20年、2040年までの仕込みの時期です。」と話をしています。「良いものがあれば、買うのはいいでしょう。但し、トコトン叩いて、出来るだけ安く買いましょう。」と。← これは、社会福祉法人では簡単にできません。理事会や評議員会がブレーキをかけるから。

「特養の事業譲渡の話がある。本間さん、どうしたらいいと思うか?」と問いがあると、「お金がいるんでしょう? やめた方がいいですよ。貸借対照表を見ましたか? 資産部のOOOOは見ましたか? 」と必ず言います。「ねえ、そんなものにお金出して買ったら、後で苦労するのは社長ですよ。」って。「足元の収支も大事だけど、資産価値としての特養で判断しないと。」とも。「ただ、全体の事業フローの中で、特養をどう位置付けるかも考えないといけないことも事実です。」。そう、簡単なものではないのです。

あと、「行政は、社会福祉法人は、地元の社会福祉法人に譲りたいものです。」とも言います。

そして、未だに「特養が欲しい。」という幻想を持っている経営者が多いんです。←(意見には個人差がありますので、くれぐれもよろしくお願いします。)

「特養が儲かるって言う話は『幻想』です。」と話しています。←(意見には個人差がありますので、くれぐれもよろしくお願いします。)

 

但し、ただ買えばいいわけではありません。11月23日に株式会社の社長さんたちにお話ししますが、「経営は『動的平衡の中にあり』。福祉の事業は『個』では存在しない。常に『流れ』の中にあり、『平衡』が取れた時に、果実が手に入る。」

「もう、特養一つ、併設デイ一つと『個』で『待ち』のビジネスモデルは崩壊した。株式会社の経営者は、社会福祉法人の経営から、何を学ぶか? が大事です。同じ間違いをしないように、ドミナントを『動的平衡の中にあり』と理解して、コア・コンピタンスと連携でどう組み立てるかです。ノテさんように、一つの法人で地域制圧するのは難しい。医療法人のように、川上から川下まで抑えることはできない。」

 

「では、どうするか?」

続きは、23日に会場で、、、