カルロス・ゴーン代表取締役の逮捕はとっても残念です。クーデターっぽいですよね、これ。

なんか、あまりにすぐ分かる内容に、逆に、驚くほどですね。上場企業は開示されるわけなんで、なんでも。また、会社のお金を流用するというのは、上場企業で広くお金を集めているのであれば、出来ないことなんで。

私は、公表されている中身を見ると、創業オーナーがしているような、且つ、未上場の会社で起こることのようで、少々、驚いています。

 

正直なところ、他の役員が知らないはずがなく、これから、役員への事情聴取が進むと「あなたは、取締役としての善管注意義務違反ではないか?」と言われて引責辞任する役員が続出するのではないかと思いますが、、、ただし、司法取引が行われているのであれば別ですが。

 

問題は2つです。一つ目は、個人の犯罪で、これは弁解の余地がなく、刑務所で服役するものです。カルロス・ゴーンさんは経営者として尊敬していたので、残念でなりませんが。二つ目は、こんなに長く、分からないはずがないのに、隠蔽と取られるようなことが会社内で起こっていたこと。

 

私は、クーデターだと思いました。あまりに長く放置されていて。誰か、仕掛けた人がいたと思います。

サラリーマンから登りつめると、往々にして、こういう結末になることが多く。オーナー一族で支配を長く続けると、私物化が多く。経営とは、本当に難しいものです。