罰則の導入は見送りになりました。

1月26日のHMSさんで講師をさせていただく、実践人事制度の中で話をする予定の、内部通報制度と内部通報者保護についての話です。

実は、内部通報制度における内部通報者保護については「ザル法」でして、内部通報した方が報復を受けるケースが多く、裁判になっている例が多いのです。

そのような状況を踏まえ、内部通報制度の改正に関わる委員会が開かれていました。制度のポイントは、「報復した企業や法人に罰則を課す」かどうかでした。

結論が出ました。「罰則は見送る。」です。 理由が、報復かどうかが分からないからということだそうです。

なんか、違う議論になってますよね。これでは、ザル法のままかな。