医療法人は、これから、真の意味で、本部機能が勝負だと思います。

私のお客様は、医療法人が母体で社会福祉法人を持っていたり株式会社を持っています。しかも、医療6:4介護くらいの事業高であったり、お客様によっては、医療4:6介護だったりします。職員も合計で400人以上がほとんどで、法人さんによっては1000人を超えています。

 

今までは、なんとなく緩やかな、法人内連携でも良かったのですが、この頃は、患者さんは「みんなで力を合わせて取りに行く。」という戦略が求められるようになってきています。

ここで問題になってくるのは、医療と介護の「連携の悪さ」です。医療と介護は、残念ながら医療側から介護を見るときに上から目線になります、多くの場合。また、お互いの事業が分からない、業務が分からない、組織図がない。だから、どこにどんな情報があるのかも、どう話を持って行けばいいのか、さっぱりで、コミュニケーションがほぼほぼ取れないんです。

 

なんで、大事になってくるのが、本部機能なんです。

本部には、横断的に事業をつなげて考える人が、絶対に必要で、且つ、在宅事業でジョイントするんで、在宅事業のことも法律と制度で理解していないといけないのです。

だから、本部の担当者は、かなりのスキルが必要になります。そうなれば、連携加算も知らないといけません。

また、加えて、経営にも精通していないといけませんので、管理会計も分からないと試合になりません。

 

4月17日のは、そこのところも話をしたいと思います。

例えば、「地域連携室の責任者は介護事業者から移籍した人がいいですよ。」的な。