「本間さん、私は、すべての職員と公平、公正に接して仕事をし評価しているんです。」

これから6本くらいの報告書を書いて行きます。

その中で、お一人の方について、以下のような報告があります。

「Aさんがいることが、この事業所の安定した職員のモラルと運営を生んでいる。Aさんの立ち居振る舞い、部下への指示・指導が、この事業所のマネジメントのコアになっている。Aさんは、法人の宝であり、Aさんのマネジメントから学ぶ部下の方から、次のAさんを作って行くことが必要と考える。」

「Aさんを評価するにあたり、OO事業所で、Aさんと同じポジションのBさんを評価すれば、その違いが理解できる。」

「Aさんによる、課長、主任クラスの学習会を法人は企画し実施することを強く提案します。」

 

こちらの法人で、AさんとBさんは同じポジションの2トップになります。そして、Bさんが先輩に当たります。経営者は、Aさんの優秀さを理解しながらも、長く法人に居てくれている、Bさんに気を使っています。しかし、BさんがマネジメントするOO事業所は、問題が絶えません。

実力から言えば、2トップではなく、1トップにしなければなりません。ここからは、経営者の出番です。

 

 

さて、話は、Aさんの「ものの見方と考え方」です。

Aさんは、まず、明るい。相手を包み込んでしまうような明るいオーラを出します。Aさんは、偉い人から下の人まで、態度を変えません。

そして、これって、優秀な人の特徴の一つです。Aさんは話をする時、相手をよく見てます。顔は笑っているのですが、目は、私の目を見ている。もっと言うと、私の目の奥を見ているのが分かるんです。

 

私から、Aさんは、「なんで、みんな、AさんAさんって言うの?」とご本人に聞いてみました。

曰く、「本間さん、私は、すべての職員と公平、公正に接して仕事をし評価しているんです。」と。

私は、「そうなんですね。インタビューした皆さん、そうおっしゃってましたよ。」と。

ちなみに、インタビューした皆さんが、「Aさんは、みんなを公平に扱ってくれます。偉い人から入ったばかりの人まで。」と言っていました。

Aさんは、人に強いんです。人が何にやる気になり、何にやる気をなくしすか。人が何に感動し、何に絶望するのか。人に何に忠誠を誓い、何に恨みを抱くのか。よく分かっているのです。」

また、Aさんは、物事の本質を理解しているのです。だから、人に対し公平に指示が出せてマネジメントできるのです。

 

Bさんは、人一倍一生懸命です。仕事でいつも忙しくしています。法人のために良かれと思ってマネジメントや指示をしています。しかし、部下からの評価は真逆で、結果も真逆です。

一つだけ、書くと、「意に沿わないと逆ギレされる。言葉には出さないけど報復される。」です。

 

 

 

なんですかねー。

人望のある人には、2つ共通したところがあると常々思っているます。

1 どこか、愛嬌というか笑ってしまうところがある。

2 相手に元気エネルギーを与えてくれるところがある。

 

皆さんのお仕事で参考になれば幸いです。

今日も、頑張りましょう。