いい会社に勤めても、それもまた、厳しいんですよ。

私に近い人間からの話です。

「OOさんは、入社した初日から試験があるそうです。」

「OOさんは、関連会社に辞令が出たら会社を辞めると言っているそうです。」

 

これ、何の話なのか、わかりますか?

新卒の人です。

誰もが憧れる会社です。財閥系で誰もが憧れる会社というと、もう、この頃は都市銀行ではないですかね。それと、メーカーではないです。

親や親戚は、誇らしく、「これで一生安泰だ。」という感じでしょうか。

多分の彼の会社は日本で一番給料の高い会社です。給与の額はやめておきます。そこだけ切り取っても意味がないので。

 

 

しかし、本人は、全くそんなことを考えていません。

現実は、厳しく、入社初日に適性検査や能力検査があり、これから、毎月試験があります。

そして、社内定年は30歳前後です。これで、関連会社に飛ばされれば出世はないわけです。

30歳前後で、エリートコース、管理職コース、関連会社に出向になっていくのです。

 

だから、周りが喜んでいるのと裏腹に、本人は、もう、次の人生も視野に入れ、激動のサラリーマン生活をスタートしているのです。

医療、福祉には、ない、民間の厳しさを知っていただければと思います。