私は、ニューノーマルを理解し、新しい「成功の方程式」を書くことができる経営者に、コロナ禍 → ニューノーマル → 2040年多元的社会での生き残り、への道が開かれるのだと思っています。

ニューノーマルと経営の話です。

ある新聞の記事には、「新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が大きく変わるなか、株式市場では大胆な変化をいとわない企業への評価が高まっている。」です。これは、上場企業に対する記事です。

急激な変化の中で生き残れる企業や成長できる企業に資金が集まるのは当たり前です。

私は、医療も福祉も、このマーケット関係の記事と同じように、大胆な変化をいとわない法人が生き残るのだと思います。

「変化は常。変わることを恐れない。」そんな法人が生き残るのだと思います。

そして、この記事では、「コロナ禍では自社のビジネスモデルの精査が以前にも増して大事」と。

その通りで、自分で自分の事業価値を評価して、変化するだけの能力と資本力は生き残りを決めると思います。

 

私は、ニューノーマルを理解し、新しい「成功の方程式」を書くことができる経営者に、コロナ禍 → ニューノーマル → 2040年多元的社会での生き残り、への道が開かれるのだと思っています。

私は、以下の仮説を立てました。

ニューノーマル経営実現10の条件

  1. サステナビリティ、フレキシビリティ、レジリエンスの経営
  2. 利益がない事業は許されない経営
  3. DX(デジタルトランスフォーメーション)経営
  4. 労働の対価としての給与から成果の対価としての給与に転換する経営
  5. 多事業、多事業所、多職種、多人種+多分野の事業ストラクチャー経営
  6. 医療、介護、障がい、就学前は2040年から逆算した総量規制の経営
  7. 外来、デイサービスから在宅事業、包括報酬型事業、施設(看取り)までの方程式経営
  8. 働き方改革関連4法+1に対応した、人事制度、人事考課制度の経営
  9. 徹底したニューノーマル経営のための教育訓練による人づくり経営
  10. ニューノーマルに対応した事業計画による経営

私は、医療法人や福祉関係の法人に対して、「ニューノーマル仕様へのプレッシャーが強くなる」そして、ニューノーマルは、これから短時間で、業績の優劣がハッキリさせるはずと考えています。

例えば、10年をかけて起こるであろう変化が、3年とか5年で来るはずです。

理由は、「もう、あきらめた。」という経営者が多くなるからです。例えば、今回のコロナ禍で、廃業するクリニックが出ています。

今後、事業を継続する法人は、自法人のビジネスモデルをニューノーマル仕様で見直す必要があり、これは、容易なことではありません。

さらに、これを事業計画にしなければなりません。

 

私は、今、職員さんが1000人を超える法人で複数事業計画に関わる仕事をしています。

この複数の法人さんには、ニューノーマル仕様への変化を目的として、事業計画に関わるアプローチを提案しています。

もう、従前の事業のまま漫然と経営することでは、収益を維持することはできず、変化をすることができなければ2040年の切符を得ることはできないですものね。

 

 

 

「経営はやるかやらないか、でもう一つ。ここから先は、生か死か(経営者として)の戦いです。」(2019年8月)

今日、ある、跡取りさんと話をしました。「いいね、ここが勝負どころだよ、分かるね。もう、ルビコン川は渡ったんだよ。戦うしかないからね。やるかやらないかだけだからね、分かるね。」と。加えて、「経営は戦いだから。」と。

変わろうと覚悟の決めて動き出している跡取りさんです。そして、いよいよ、経営者になるために、人と組織を触る時が来たのです。今までとは違う人間になるために、川を渡ったんです。ここから先は、生か死か(経営者として)の戦いです。

試されるのは、人間力です。働く人が自分の前でひざまづくのか、経営者でもない人になびくのか、自分と法人の将来をかけて戦うのです。全ては、実力次第。

戦う時は、先頭に立って、相手に切り込んで、一歩も引かない気概が必要です。気迫に勝るものはありません。

戦士になって戦い切れることのみです。

こんな話は、教科書には書いてないし、学校でも教えてくれないし、親御さんもなかなか。役所なんて、この手の話は見て見ぬ振りです。

だから、私たちが教えて、サポートするのです。

今日も、「あなたは運がいいよ。戦えるんだから。自分で勝ち取らないとね。」と、お話ししました。

ある時の国会の予算委員会で、、

「アントニオ猪木でございます。」

突然、大きな声で「1、2、3、だー! 元気元気、元気があればなんでもできる。」と雄たけびを!

議長が何事もなかったかのように、「猪木議員。静かにしてください。」と。

平身低頭「も、申しわけございませんでした。それでは、はじめさせていただきます。」とアントニオ猪木。

このニュースを見て、椅子から転げ落ちました。

 

「道」アントニオ猪木

この道を行けばどうなるのか危ぶむなかれ、危ぶめば道は無し。

踏み出せば、その一足が道となり、その一足が道となる。

迷わず行けよ、行けば分かるさ。