経営者、経営層は苦悩する。無論、働く人も苦悩する。

報告書より

OOさんはかなりキツイ報復人事をあからさまに行うそうです。今では、もう不都合な真実を誰も言わなくなってしまったようです。経営は、一に我慢、二に我慢が必要です。見せしめ人事は一瞬は押さえ込みに効果がありますが、長い意味では法人を腐らせてゆきます。そのことがお分かりにならないようです。たぶん、「腐ったりんごは早く取り除くことにこしたことはない。」とおっしゃるはずです。その人が本当に腐ったリンゴか確認せず。これが何回か続くと職員の心が法人から離れ、新規事業を始めようとしても「よし!やってやろう。」と心から思わなくなります。結果うまくゆかない。そして、みな漠然とした不安感を持つようになります。法人に活気がなくなってゆく、、、結果でお分かりの通り、今が、正念場です。

人を大切にするって、お金だけではなく、気合だけではなく、強さだけはない。本質的なことがとても大事です。例えば、形だけ作ったキャリアパスを見た新入職員は、「ああ、ここは形だけ整えるのだな。ちゃんとやるべきことはお金優先でやないのだな。」って思えば、もう、「ここにいても先はみえない。転職を考えなければ。もっとしっかりしている法人だと思っていた。」となってゆく。

経営とは本当に難しい。人を使うは苦を使う。経営者、大きな事業所の責任者は大変難しい課題を前に常に苦悩しているのです。