漫才ブームと同じにならないように、肝に銘じて頑張ります。

WJUのHPをご覧の皆様は、「随分と景気のいい話しだよね。」とお考えのことと思います。しかし、世の中はそんなに甘いものではありません。私は今回の改正社会福祉法・改正医療法は1980年代の漫才ブームと同じだと考えています。ザ・ぼんち、ツービート、紳助竜介、B&B、大平サブローシロー、星セントルイス、横山やすし西川きよし、レッツゴー3匹、オール阪神巨人、他。あれだけの人気を体感した人間は、ブームに終わりが来るとは思わなかったのではないでしょうか。しかし、ブームはブームゆえに終わる。多くの漫才師は消えてゆきました。

そんな中で生き残った芸人さんたちがいました。彼らは自らのストロングポイントを生かし時代に合わせて変化しました、司会者、MC、役者、映画監督となった芸人さんたちです。今では多くの才能豊かな若手の芸人さんたちが北野たけしや島田紳助などが開いた新しい扉(新しいマーケットの創造)のあとを追うように、漫才師として、かつ、司会者、番組MC、役者になってテレビやラジオ、映画へと進出しています。結果、従来あった司会者という職業人の塊は一握りを残し淘汰されました。今や芸人さんたち抜きでテレビや映画、芸術に至るまで語れなくなりました。私たちも、私たちのお客様も絶対に消えていった漫才師や淘汰された職業人にしてはいけません。

彼らは時代に合わせて変化しただけではなく、進化したのです。もちろん、才能ある漫才師と吉本興業とメディア側の仕掛け人の三位一体があればこそですが。

ブームが来た時はそのブームが終わるまでに何をしておくかが大事です。要するに、「その次が大事です。」私たちも医療法人・社会福祉法人のみなさんも。どのように時代に合わせて変わるかです。

頑張ります。