今日、大きな法人さんの幹部研修会です。たぶん、事業高60億円の社福さんです。やはり、最後は物の見方と考え方で決まるのです。

幹部研修会を企画いただくわけなので、WJU監査法人も含めてオファーしようとお考えかもしれません。

ここで、業者選定の決定について決定権がある人、決定権者に近い人の物の見方と考え方が大きく影響します。問題は、どのように見て、どのように考える人なのかです。真に法人の将来を見据えて考えられる人なのか、自分がいる間だけよければいいと考えるのか。真に法人をよくしてくれる業者かどうかを見ているのか、「自分の都合のいいように法律や制度を解釈してくれる業者」としてみているのかです。

今日は、たぶん、60億円に達するかという事業高の法人さんで歴史もあります。優秀な人材もいれば、さまざまな考えを持っている人もいます。今日は、2時間でここの法人の幹部のみなさんに「50年先まで生き残り地域に貢献する法人のあるべき姿」をご説明し、今、何をしなければならないか。経営のパートナーとして、どんなコンサルタントが必要でどんな監査法人と契約するべきかをお話ししようと思います。

いつも言っていることです。「これからの社会福祉法人の役員には、任務懈怠責任(にんむけたいせきにん)が課せられます。善管注意義務、忠実義務が求められます。損害賠償責任が明文化されています。「だって株主がいない法人の役員で誰から訴えられるわけ?」と言われるので、「はい、株主は国民であり地域です。」「地域に貢献してこそ社会福祉法人です。そのため、今回から、地域協議会なるものが用意されます。積極的に働きかける必要があります。」「ですので、職員で理事の人から地域貢献執行担当理事を作ってください。」とお話ししています。

今日は、ご理解しただけるように頑張ります。大真面目に真正面からガバナンス内部統制をしていただくつもりです。