風土(カルチャー)が法人を決めるんだということをご理解いただくために。

このブログを読んでいる管理職のみなさんへ

 

Aさん:いざとなったら、自分が責任を取る覚悟で部下を叱咤激励しながら仕事を全うしようとしている。

Bさん:言うことは立派だが、いざとなったら、責任を部下に押し付けて逃げてしまう。しかし、部下には上手に叱咤激励しながら仕事をしている。

会議では、Bさんはうまく立ち居振舞う。Aさんは、いつも経営者に怒られる。時には経営者に意見をすることもある。← この様子を部下が知ることはない。

みなさんは、どちらの上司を信用しますか?

 

もう一つ

Aさん、A2、A3、A4、A5、、、Aさんのような人が管理職で5人いる。

Bさん、B2、B3、B4、B5、、、Bさんのような人が管理職で5人いる。

Aさんと同じような職員が管理職している法人の風土(カルチャー)と、Bさんと同じような職員が管理職をしている法人の風土(カルチャー)のどちらが働きやすいですか?

 

答えは、

Aさんのいる法人は、本当に頑張る人が、本当に全体最適を考える人が法人に残りますよね。

Bさんがいる法人は、育って、あるレベルになり、自法人の管理職と接するたびに、嫌悪感と絶望感が出て、やがて、力がついたら辞めて行きます。そして残って管理職になった人は、Bさんと同じように、責任を下へ下へと押し付ける。そういう人たちに法人を管理して運営する。

 

教科書には載っていませんが、経営の本質とはこのようなところにあるのです。管理職教育と経営者教育が必要な所以がご理解いただけるでしょうか?

大事なのは、マインド(素)であり、ものの見方と考え方です

Aさんでいるためには、第一に、経営者がこの経営の本質を理解することが大事です。

だから、そのために私たちはいるのです。

だから、WJUの信条があります。

だから、WJUの信条の中に、必要であればガバナンスを触る。と書いてあるのです。

 

頑張ります。