今日、ある県の社会福祉法人の理事長とお話ししてました。テーマは「ボーダレスの時代」についてです。

ボーダレスの時代とは、外国人実習生の話しをしているのではありません。

今日、お伺いした法人さんで、第7期の介護保険事業計画についての話しになり、「これから、介護の需要が落ち込んで行く地域の法人さんがこれからお年寄りが増える地域(県や市)に出てくるよね。」と理事長がお話しされたので、「はい。もうボーダレスの時代に入ったと思います。」とお答えしました。

 

「ボーダレスの時代」とは何か、と言えば、例えば、A県というところがあり、みんなが仲良く事業を分け合ってきたとします。しかし、これから、10年後には、A県ではないB県からA県に進出してきた成長志向の法人に、A県の事業高トップの座を取られているということです。

そうなると、こんなことが起きます。県の経営協や老施協の会議に出て来ない法人が、その県で一番大きな法人になっている、みたいな。また、そんな法人は、その県で、合併・統合を進めることでしょう。

もう、県という枠での考え方ができなくなってゆくことでしょう。

 

これから数年のうちに、本格的な、「ボーダレスの時代」「合併・統合の時代」「老人と障がいの垣根が無い時代」「医療と介護の垣根が無い時代」になるのでしょうね。