小泉進次郎さんの演説の先生は、父、純一郎氏と落語だそうです。

昨日のM−1をご覧になりましたか? 若い芸人さんのエネルギーはすごいものですね。

さて、昨日のテレビを観てて分かることがあります。それは、「あっ、対象としているのは、あの会場に観に来ている若い女性なんだな。」と。なぜかというと、話の「スピード」と「間」から分かるのです。もう、私の年齢では、彼らの話が聞き取れません。

ちなみに、私は、昨日の優勝は和牛だと思いましたが、、

 

お読みのみなさんは、落語を聴きにいったことがありますか?

落語は、客席のお客さんを見ながら、相手に合わせて、微妙に、スピードや間を変えているのです。プレゼンでもそうでしょう? 相手に届かなければしょうがないわけで、お年寄りばかりであれば、少し、ゆっくりしゃべるわけです。若い人がいると、彼らに合わせた部分もいれるのです。

 

話はもどりますが、演説が上手なのは、政治家の第一条件です。小泉進次郎さんは、その演説のスタイルはお父さんソックリですよね。学ぶは「まねぶ」だから。なんで、話は面白い。内容があるかないかは別として、演説を聴いた人は「面白かった」となります。

そして、その面白い話を相手に伝えるのは、間であり、スピードであり、抑揚です。間は生き物で、決まった時間はありません。それは、高座と客席の中で、零点何秒の間で落語家が客席に合わせていくものです。

 

これからは、医療や福祉に携わる人たちは、人前で話をする機会が増えていくはずです。

話し方もしっかり伝えてゆきたいと思います。

オススメは、古今亭志ん朝と立川談志です。この二人よりも上手い人は未だに知りません。