今日で、3か月6回の管理会計のセミナーが終了しました。みなさん、一様にホッとされた表情でした。我々も無事におわりホッとしています。このセミナーがみなさんの法人の経営力アップにつながることを切に願っています。
私が一番お伝えしたいのは、本当に収支を可視化して理解すること。その原因が分析できて次の一手が打てること。そして、数字が分かった以上、現場にどのように理解させて協力を求めるか、経営者に考えていただくことです。
ご参加の病院の経営者は、今回のセミナーで管理会計を行う前と後で、今までの部門別の収支が全く違っていたことを理解して、驚いていらっしゃいました。そして、「管理者以上には、全員管理会計をやってもらう。」とおっしゃていました。また、ある社福の方は、「管理会計で可視化して担当者に説明したところ、9月のショートの稼働率が10%あがりました!」と言ってました。また、大きな法人の本部の方は「うちの法人はざるです。これからどうしていくか、、、」と言われてました。
本間からは、「管理会計で数字は分かった。これはスタートです。これからの国の政策は、医療も介護も地域包括ケアシステム以外にないわけで、ということは、前方連携と後方連携や強み・弱みや患者・利用者がどこから来てどこに行くのか理解して現場担当者と話ができるようになってはじめて管理会計の指導を現場に行うことができて管理会計が生きるから。会計以外の学習を沢山してください。」とお話してします。
管理会計を組む人ということは法人内で経営を預かっているはずです。是非、頑張って経営者を支えてください。
ご参加、ありがとうございました。
アンケート
Q1:管理会計導入と実務者養成講座を通じ、受講された感想をお聞かせください。
数字にて見えるかし、説得力にある講義で大変参考になりました。
初めて管理会計を学び、その必要性を十分に感じたとともに難しさを感じました。今後も学びを深め日常の業務にて実践し法人に生かしてゆきます。
日々仕事から離れ、改めて会社の在り方を考える機会になりました。
今までは前年までの収入・支出に準じた予算の作成をしていたが、この研修に参加させていただき、管理会計の大切さをすごく実感しました。次年度以降の予算に反映させるべく、これから更に考えてゆきたいです。
本間先生、岸野先生を始めサポートしてくださいスタッフの皆さまもとても親切な方なので、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。3か月、ありがとうございました。
管理会計に対する理解がほとんどなかったので新鮮であった。本来、私のような部門ではなく、事業部門の統括者が受講するのがふさわしいと感じた。人選を間違ったと思った。
受講者の皆さまの真摯な熱意に感動しました。
必要と感じていたことに対して具体的な方向と対策を考えることが出来たので非常によかった。
Q4:本間先生、岸野先生への感想や印象に残ったことをお書きください。
シンプル、具体的、ストレートで分かりやすくご教示いただき、ありがとうございました。
研修中は、非常に分かりやすくご説明いただいたこと、理事長、医師、スタッフ向けに対して様々な資料や説明方法を使い、組織を動かしていくことへの糸口がつかめた気がします。本当にありがとうございました。
難しいことを分かりやすく教えていただいて感謝しております。
介護や医療のことにここまで詳しい会計・税務の先生がいるとは思っていなかったので驚きであった。
今まで特に意識していなかった事など(医療法人とは等)を具体的に教えていただいたりできるので、非常に面白みがありました。本間先生、岸野先生のキャラクターがとても良かったです。
全体研修の他、個別アドバイスを沢山いただけたこと、今後の仕事に大いに役立つと思います。ありがとうござました。
分かりやすく自社の在り方を再確認と考察を促す話し方は大変印象にのりました。
大変丁寧に教えていただき感謝しております。「経営者を支える」というお言葉に責任と自覚を感じました。
管理会計の本を読んだことがありましたが、イマイチ理解できませんでした。先生方のご指導でかなり理解できるようになりました。また、前方、後方連携については、取り組んでゆきたいと思います。
先生方の講義を聞いていると、自分のあいまいな理解・記憶していることが多いことが分かった。上司、部下に説明できるだけのプレゼン能力の重要性があらためて分かった。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございます。これから更に精進して、より良いセミナーにしてゆきます。
岸野先生、お疲れ様でした。ありがとうございました。来年の4月からのコースもよろしくお願いします。