ゴールデンウィークの最後の日、HMSセミナーの講師です。

お題は未来型人事制度でした。ゴールデンウイークだったのでご参加いただける方は多くないと思っていましたが、会場にはほぼ満席なくらいの人の入りで少々驚き増した。ご参加されている法人の類型も、医療が3割、介護が3割、民間が3割と以前と変わってきているようです。本当にありがたいことです。

ご参加いただきました皆さまには、お休みの中ご参加いただきまして、まことにありがとうございました、御礼申し上げます。

本日お話しさせていただきましたことは以下のとおりです。

① 時代が大変革期に入っていることを理解し、どんな人づくりを考えて人事制度を構築しなければならないのか、そこには戦略がいる。

② 人事考課制度はマニュアルを揃えればできるものではない。評価表は法人から職員へのメッセージである。どの評価項目に何点つけるか、どこ評価項目に多くの配点をつけるのか。

③ そもそも人事制度は経営者と職員の信頼関係がなければけっして上手くゆくことはない。

④ 考課者訓練が成功の鍵になるので、時間とお金を惜しんではいけない。

⑤ 人事考課は実施毎に執行・監督・監査を行うこと。

⑥ 人事考課と管理会計はリンクしている。しっかり人事考課を行えば、必ず収支改善になる。

⑦ すべては業務標準からスタートとなる。業務標準は自分たちで作成する。