「みんな、ローマ市民になろうね。」

今日から、本部機能強化の仕事です。15人くらいの方々が集まっていました。

始めの話です。

「これから、なんでも『目的』があることを理解しましょう。その目的は何か?って考えましょう。では、なんで、あなたがここにいるのですか?多くの職員がいる中から、なんで、選ばれてここに居ますか?それは、経営者が、ここにいる皆さんとなら、マインドを一つにして、より良い法人になれるのではないかと考えたからです、分かりますか。」

「経営者の想いを受け止めて頑張らなければいけないね。」

 

「こう思うことない? なんで、経営者と話が噛み合わないか。今から説明しますね。例えば、今の日本の医療の政策は? 働き方改革ってどんな話? 5Gって何? ねっ、分からないでしょう。でもね、経営者は勉強しているから全部知っているの。だから、話をすると、噛み合わないの。分かっていることが前提だから。今、一番利益が上がる事業って何?、ねっ、分からないでしょう。でもね、経営者は勉強しているから知っているの。だから、『ああっ、しょうがないか。』と思っている。いい、今日から作業員ではいけないね、考えて働く人にならないと。」

「だから、本部機能強化には、『経営』を学ぶこともしていただきます。」

 

「こちらの法人さんはペルシャ帝国じゃなくてローマでいきたいと言われている。ローマとペルシャは何が違う? ローマには市民がいる。民主主義だよね、絶対君主のペルシャじゃないわけ。暮らすのならローマの方がいいでしょうよ。でもね、そのためには、市民は、みんなが能力がなくちゃいけないの。だから、私がいるの。」

「一人ひとりが、この白板に書いたように、それぞれが役割を果たしていただきたいのです。」

 

3時間と短い時間でしたが、皆さん、本当に真面目に真剣に参加いただきました。なんか、真面目さが目力になって伝わってくるようでした。

良いご縁になるように、頑張りたいと思います。お使いいただいたお金は余裕を持って取り返していただきたいと思っています。