紙一重です。

1月のいろいろセミナー、研修のために資料を整理しています。

社会福祉法人の全て 21,765を分母にした場合、赤字は、24.6%です。

と、言うことは、赤字の法人数は、合計で 5354法人になります。やっぱり多くなりましたね。

こんな感じで増えています。

H27年度 4,636法人

H28年度 5,049法人 + 413法人

H29年度 5,354法人 + 305法人

年平均で300法人〜400法人が赤字になっているわけで、国が合併・統合に舵を切るのはしょうがないところですね。

原因ですが、ほぼ人件費の上昇と皆さんもそう思われているかもしれません。

しかしながら、、、原因は「経営力の無さ」です、はっきりしています。

 

 

これから行う、HMS、民介協、法人の中核職員研修で使うレジメの冒頭にこういうところがあります。この中で、「原因は「経営力の無さ」と言うことを説明します。

野球で例えるとよく分かるわけで、分かりやすく高校野球を使って話をします。

 

法人経営の黒字と赤字は紙一重

例えば、接遇マニュアルはセオリーで書かれている。言い換えれば成功するためのパターンとも言える。「確立された方法」「成功の条件」とも解される。

パターン:思考、行動の型。様式、模範的な、手本となる、他。

演習で学んだように、高校野球の強いチームには、「セオリー」があり「成功の条件」が存在する。また、講師が、受講生に「一番給与が高く、一番ケチな法人を目指す。」と言っている。ここから、その内容を、医療と福祉で確認する。

経営は、紙一重である。ほんの少しの差が明暗を分ける。

H28年度(医療法人)、H29年度(社会福祉法人)の福祉医療機構のレポートを見る。

 

続きは会場で、、、すんません。

聴きにきてください。面白いと思いますよ。

 

忘れてました。数字で言うと、老人介護が主体の社会福祉法人は、全国で2,674もの法人が赤字です。

老人介護、障がい、保育の中では、ぶっちぎりダントツの一位です。

もう、特養とGHは利益がほとんど出ないんで。では、どうするかって話をさせていただくわけです。