多事業、多事業所、多職種時代をむかえ、「本気で管理職」を作る時代です。 それが、2040年モデルの中で生き残る条件だと思います。

メガバンクが社内起業の公募をするということです。もう、残念ながら手遅れ感がありますね。私個人としては。

時代は、電子商取引になったからではありません。メガバンクの風土(カルチャー)にあるからです。

銀行は、医療法人や社会福祉法人と同じく「上意下達」なんで、自分でリスクを負って動くことが苦手な人が勤める場所です。そのような学生を取るでしょう?

医療法人や社会福祉法人も、起業を前提として勤めるとか、管理職になりたいとか、理事長を目指す、なんて人はいないのです。なんで、管理職がいないので。

 

医療法人も社会福祉法人も管理職として、雇用を考えたり、採用を考える時期が来ていると思います。

しかし、ここには、医療法人と社会福祉法人の経営者に「ありがち」な、「人を安く使いたい」という発想があり、人が育たない環境を自ら作っていることに気づいてはいません。

それが証拠に、「みなさんの法人の主任手当はいくらですか?」「管理職と一般職の年収差に100万円ありますか?」でしょう。マネジメントをさせる気がないのです。

 

 

真剣に、医療法人も社会福祉法人も、考えなければならない時代が来ました。多事業、多事業所、多職種時代をむかえ、「本気で管理職」を作る時代です。

それが、2040年モデルの中で生き残る条件だと思います。