2日目の午前中です。人事制度構築の主力部隊の層のみなさんに研修しています。

「働きやすい職場とはなにか」があり、宿題があります。

その前に、介護ってなに? 介護職員が利用者との時間をもっと取りたいって、正しい? 自立って何? って話から始めました。

そのあと、SWOT分析をしました。① 介護職、② 銀行員、③ 大手メーカー勤務、④ 中小メーカー勤務、⑤ 小売業勤務、⑥ 外食産業勤務、⑦ 県庁職員、です。SWOT分析だから、強み、弱み、機会、脅威で書き出してゆくわけです。

「それぞれに、強みと弱みがありますよね。銀行員は、強みは給与が高い。弱みは絶対服従。機会は学習の機会が多い。脅威は行内での競争が激しい。リストラされる。県庁職員はどうさ、県庁職員になるには、中学高校で勉強しないとね。ここはさ、、、」

「介護職がすごいいい職業と言っているのではなく、すべての仕事に、強み、弱み、機会、脅威があるわけ。弱みだけをみて、話をするのはどうなんだろうね。みなさんには、部下がいますね、ちゃんと話ができないとね。」

 

人事制度を構築する前にしっかりしたコンセンサスが必要です。ここで手を抜くと、仕込みの甘い料理になります。けっして、美味しい食事はできません。