2018年改定の「特養・ショート」の趣旨の5本柱
1 重度化防止 → セラピストの連携 機能訓練強化 低栄養対応
2 自立支援 → 排泄支援加算の創設
3 看取り推進 → 配置医師と外部医師との連携 看取り加算2の創設
4 在宅復帰強化 → 外泊時、在宅サービス創設
5 障がいとのシームレス化 → 受入れ強化
2018年改定以降の「特養・ショート」の経営戦略について
今、待機者は何人いますか? 「 人」
昨年、死亡退所・入院退所は何人いましたか? 「 人」
あと、何年で、待機者がゼロになりますか? 「 年」
経営者は、残された時間という概念を持つ必要がある。
→ 障がい福祉サービス事業を考える。
【収入】
収入 = 単価 × 数
- 単価をどうしたら上げることができるか考える。
- 数をどうしたら上げることができるか考える。
- 単価を上げるもの、① 加算の年で取れるもの、② 加算の月で取れるもの、③ サービス提供ごとに取れるもの。① 加算のマネジメントで取れるもの、② サービス提供ごとに取れるもの。
- 稼働率を100%から逆算すること。
- 業務を標準化させる。但し、画一的なサービス提供をするものではないことを徹底すること。
【支出】
支出 = 人件費 + 事業費 + 事務費 +減価償却費
- 適正人員、適正給与、適正事業費、適正事務費、適正減価償却費を定義する。
- 支出の高い順に、① 人件費、② 給食費、③ 光熱費、④ 水道費、⑤ 意味のない購買品。
- 支出に影響を与えるもの、① 無駄な作業、② 委託費、③ 在庫。
【収益を上げる条件】
- 絶対比率を持つこと。(黄金比率とも呼ばれる。)
- 管理会計を行うこと。(財務会計ではない。)
- 法人内連携・法人外連携を行うこと。
- 営業をすること。
- 業務標準を作成すること。
- 人事制度・人事考課制度を構築すること。
- 風土(カルチャー)を育てること。
- マインド(素)を育て、正しい、ものの味方と考え方を育むこと。