(2018年4月18日より)
知られていないことですが、世界のナイキを支えたのは、日本のシューズメーカーと日本の商社です。
シューズメーカーのオーナーは、アメリカから来た若者を見て、「自分の若い時を見ているようだ。」と言ったそうです。
日本の商社は、「この会社が持っている、『夢』に投資する。」と言って、倒産寸前のナイキを救いました。
フィル・ナイト氏の話です「なんど負けてもいい。戦いは最後の戦いに負けなければいいんだ。」
今年で80歳のナイキの創業者は、「カメラづくりで日本がドイツに勝つ。日本ならシューズでもドイツのメーカーに勝てるはずだ。日本に行こう。」この時、フィル・ナイト氏は、まだ24歳でした。
ナイキのシューズは知っていても、ナイキ社のことを知らない人は沢山います。もし、よろしければ調べてください。
1 日本のシューズメーカーは?
2 日本の商社は?
3 ドイツのシューズメーカーは?
ちなみに、フィル・ナイトさんは、不撓不屈の人です。常識に囚われない、経営者タイプの経営者です。
医療・福祉のこれからの経営者、経営層のみなさんには参考になる人です。
(2018年4月22日)
地方都市で、今から30年前、ガソリンスタンドを経営していた会社があった。事業は上手く行かず、「このままでは、もう、ダメか」と考え、一念発起、当時流行り始めていた、ホームセンターを始めた。これが大成功し、今では、年商3600億円の大企業に成長した。
そこで、「私が、今では、売上が8500億円ある日本のメーカーは、会社が傾きかけるとヒット商品が出て、その後の主力商品になると経営者が言っている会社がありますよ。そこの社長(当時)は商品開発の部署の人たちに、『君たちは会社を潰す気か?』といつも言ってたそうです。」
それに答えて私に、「そうね、経営者はさ、体がいくつあっても足りないよね。」と言ってました。
仕事は、いいときも悪いときもあります。上手く行っているときは、いつまででも続くと思いがちですが、そんなに長くは続きません。なんで、常に、新しいことを考えていないといけないものです。
仕事は、1年、2年、10年、20年、50年と続けてゆかなくてはいけません。だから、経営は難しいのです。そんなことも、エリートで伝えて行きたいと思います。