マッピングの話の時にこういう話をさせていただきました。
「みなさん、坂本龍馬はなんで、藩に囚われず、日本という国で物事が考えらえたのだと思いますか?だって、下級武士の家の子です。何も知らないはずです。なんで、みんなが一つになってと、あういう思考になったのでしょうか?」
なぜだと思いますか?
私は、こう思うんです。
「坂本龍馬の家の近くに川が流れている。その川を下っていくと海がある。河口に大きな商いをする家がある。そこになにがあったと思いますか?」
坂本龍馬はそれを見て、衝撃を受けたんです、きっと。
「それは、世界地図です。」
初めて見た坂本龍馬少年は、信じなかったに違いありません。「こんなに日本が小さな島で、その中の米粒よりも小さな国が土佐ということを。」
「こんな小さな国でいがみあっていたら、欧州列強に飲み込まれる。」と、聡明な龍馬はわかったはずです。
一般職の方々は、「日本ってちいさいなー。」と思いますが、経営企画室の龍馬は思考が違い「これは危ない!」と思ったわけです。
で、龍馬は日本の経営企画室になって「日本を今いちど洗濯したくそうろう。」となったのでしょうね。
「可視化してみることや理解することがいかに大事か、ということが分かります。今日と明日でそれに気づいていただきたいと思います。」
みなさん、真剣に作業中です。