昨日は、民会協さんの経営者研修の講師を、ノテ福祉会の対馬理事長とコラボで務めました。
お陰様で、大変、大変褒めていただきました。「今までは、モノが違う研修会でした。」「なんか、殴られたくらいの衝撃を受けました。」「今まで、いろいろな先生がつとめましたが、一番、しっくり腹に落ちました。」「こんな学びになった研修は生まれて初めてでした。」と恐縮して穴があったら入りたいくらいでして、、、
対馬先生からも「なんちゃって講師が、この業界が山ほどいてね、本間先生は、本物中の本物だから。私は、NO.1だと思ってる。」と、あまりの褒め言葉に、もう一つ穴を掘って入りたいくらいでして、、、
そして、その場面が。
研修会が終わり、質問になったら、お一人手があがり、「あの〜、お二人の講師の方から、株式会社の人たちはダメだ、利用者のことは考えていない。そんなんじゃダメだとおっしゃいますが、そんなことはありません。それは間違っていると思います。」。
私、心の中で、「あー、言っちゃった。やっちゃった。あ〜、、、」と。
この後の話はやめときます。
Sさんに、ご説明しておきます。昨日の懇親会では、ご説明はしないで、笑い話にしながらお話していたので。
対馬先生がお話したかったのは、「利用者のことを第一に考えて仕事しているとは思いますが、それは、気持ちだけではダメですよ。気持ちが、言葉になり、理屈になり、セオリーになり、活動にならないと。」。昨日の演習の時に、そのイメージができないくらい、質の低い答えしか返ってきませんでした。講師をしていた私も、残念と言うより、少々、「がっかり」、少々、「これ、大丈夫かな。」と思ったのです。
100回、気持ちはあるんです。やってます。って言っても、それが、言葉にならない、説明できないと言うのは、気持ちがあって、現場ではできていないだろうなって言うのが、常識なんです。
悔しい想いをしていたのは、分かります。なのであれば、ちゃんと話ができるようにしないといけないね。
以上です。
昨日は、本間、対馬先生の研修があり、その後、懇親会でした。私は、このSさんの横に行って、いろいろお話をしました。そうしたら、「本当は、対馬先生に言いたかったのではなく、本間さんに言いたかったんです。」とのこと。私は思わず、「それ、一番ダメなやつじゃん。対馬先生にあんな言い方した人を、私、生まれて初めて見たわ。」と。
それと、「あまりに、お二人が数字の話をするもので、そういう答えを求めているのかと、、」と言われました。そうです、バイアスがかかって、答えを講師の寄せたつもりが、講師は真反対の答えを用意していた。対馬さんがそれを拾って、「ダメじゃないか。」と言われたわけです。
「研修は、自分のためにするんですよ。講師のためにするわけではありませんよ。ご自分の考えをご自分の言葉で言えるように訓練しないといけませんね。」
Sさん、キツイようですが、これだけは言わせていただきますね。「福祉の心があったって、野球が下手だと試合には勝てないわけで。どんなに福祉の心があったって、試合に負ければ自分のやりたい野球はできなわけで。福祉の心があっても会社がなくなっちゃうと、もう、二度と野球ができないわけで。対馬先生も私も、福祉の心があることは当たり前のこととして話をしているので。だって、あまりに当たりまえで、、、福祉の人が福祉の心が大事っていうと全ての免罪符なると錯覚している人が多いですかね。」
もう一つ、「Sさんの福祉の心って、何? 寄り添う介護って何? 福祉とかご利用者とか看取りとか、それと、優秀な介護とはどこでぶつかりますか?みんないい介護をしているつもりです。では、どこが違い、どこが一緒ですか? 」
そして、もう一つ「Sさん、経営は甘くないから。Sさんが経営者になり、資金繰りをし、資金調達のために汗をかくと、この一連の話しは理解できるようになるかもしれません。で、言いますよね、小さくてダメですか? なんで、国の政策や他の会社や法人の戦略を学んでいるんでしょう? 働く人のこともね。」
「また、お会いして、いろいろお話ししたいですね。」
「研修にご参加いただきましたみなさん、昨日はありがとうございます。みなさんに喜んでいただけたことに深く感謝いたします。また、お会いしましょうね。ご活躍を期待しています。」
これから、仙台、京都、東京、札幌と民介協の研修は続きますので、よろしくお願いします。
「Sさん、京都では、お会いできるかもしれませんね。このブログのカウンターを期待しています。一発、ガツンと効くやつをお願いします。」
顔出しOKということで、懇親会の写真を出しておきまーーす。
みなさん、今日も頑張って、学び、友を作ってくださーーい。
では。