みんな、頑張って話をしてくれました。中には、あまりの緊張から、その場面ではないのに、テレビドラマのように上ずった笑いを突然するような子もいましたが、みんな、しっかり務めました。
理事、監事の皆さんには、以下、お話ししました。
「ご覧いただきましたように、この法人さんは、しっかり実行したら、年間3000万円のコスト削減が可能です。」
「この改善項目の約100をエクセルの一覧表にしますので、先生方にお配りし、チェックしていただき叱咤激励をお願いします。」
「ここの法人さんには、優秀な若い職員さんが沢山います。彼らは知らなかっただけです。必ずや、最後までやってくれると思います。」
実は、今回、コスト削減の研修をして発表をするつもりでなく、この地域が戦国時代に突入するので、どうするかの学習をするつもりでした。しかし、その前に、決算の数字がちゃんとしていない。本当の収支がわからない。収支に関心がない。どうしていいか分からない。というのが分かり、一から見直しを行うとともに管理会計をしていただきました。
結果、本当の数字が見えてきて、支出の削減もできるようになってきました。今まで、コスト削減という概念がなかったので、濡れ雑巾状態ですので、絞れば沢山の水が出ましたし、出ます。それが合計で3000万円あるんです。
ちゃんとやれば、来年から3000万円いらなくなるんで、大きいですよね。
私は、そうじゃなくて、1日でも早く体制を整えて、攻めに転じたいです。戦わなければならない相手が横綱級の相手なんで。必ず、勝ち残っていただきます。というか、大きな法人さんになっていただくつもりです。