今日は、報告会です。
以下、ある頁の抜粋です。
私からは、「ちょうど、需要の崖に突入するころに、施設の建て替えです。厳しい経営判断を次の経営者の方はしないといけませんね。」と。
経営者の方は、「ん、、、」と唸ってました。
OOO市は、医療保険・介護保険ともに、将来の市場性については、大変厳しい市場であると評価します。このマーケットで事業を継続するためには、事業類型ごとのシェアを取る戦略が必要です。
医療保険のマーケットは2025年から、介護保険のマーケットは2035年から「需要の崖」を迎えます。そのため、新規投資には向かない地域であることは理解するべき、と考えます。50年後には、医療保険のマーケットが現行の診療報酬で計算した場合、現在の半分になります。さらに今後の報酬改定を考えると半分以下になることが予想されます。
このマーケットでは、現在の病院、介護施設は必要が無くなります。医療法人は、生き残りをかけて、一般病院の介護医療院への転換が一気に進むことが予想され、OOOOOは、真正面から競合することが予想されます。
今後については、老々世帯、単独世帯への早めのサービス提供による顧客化が経営の安定には必要であり、これまでのOOOOの投資は間違っていません。
でも、法人を残さなければならないんですよね。
総資産30億円のうち、施設の資産評価が21億円です。
これが、需要の崖の時に「さあ、建て替えだ!」って、なります?
今の成功が、2040年モデルの成功にはならないんですよ。
こういう指摘を初めてされたはずです。
経営は、難しい。