分家の末っ子でして。

人生に対する想いは人によって違うものです。人それぞれに人生を考える時、「条件」が大きな影響を与えるものです。

例えば、長男、末っ子。大きな法人の跡取り、しがらみがない。裕福なご家庭、ハングリーな環境。放任の親御さん、そうではない親御さん。

 

 

私の一族は新潟に長〜く根を張る家で、どうも、そこそこの家柄とお聞きしています。しかしながら、私の親は子供が多く、新潟にいてもしようがないので、東京に出てきた3男坊の親で、男2人の末っ子が生まれまして。言うなれば、分家の末っ子ですので、基本、しがらみが何もない、自由な立場の人間です。

そんな人間ですので、一族の中では、まあ、下足番を務める感じの序列です。なんで、法事等で新潟に帰れば、出来るだけ目立たないように、小さな体(←意見には個人差があります)をさらに小さくして息を潜めています。一度、声がかかるようなことがあれば、私を仕事で知っている皆さんが、多分、笑ってしまうほど、ペコペコしてまして、笑顔を絶やさず、頭を下げているのです。まあ、大広間での宴会になればビールを2本持って、お酌して回る感じを想像いただければ。今は、もう、お亡くなりなりましたが、宗家の主人の方には頭が上がりませんで、何を言われても「なるほど」「おっしゃる通りです」「勉強になります」を連発してました。お会いした時は、「どうだ、頑張っているのか?」と声をかけられ「はい、なんとかやっています。」と答え「そうか、頑張るんだぞ。」と。(←多分、私を知っている人たちが見たら、小芝居を観ているようで、笑うと思います。)

ほんと、いろいろとお世話になりまして。この世で役割を終えましたら、一番始めにご挨拶に伺わなければなりません。

これだけはお伝えしておきます。「私、ペコペコしながら笑顔で挨拶してお酌して回る、得意です、はい。」

 

 

話は戻りますが、分家の末っ子ということもあり、私は、自分の人生は「挑戦と冒険の物語」と考えています。ほんと、いい事も悪い事も沢山起こりますが、全てを受け入れて、「まあ、挑戦と冒険だしな。」と。座右銘というものありまして、「原理原則 創意工夫 不撓不屈 そして、感謝」と。

あとは、自分で、どんな人生を生きたいかの選択になるわけで、そこは「意志」によるわけです。私は、自ら「挑戦と冒険の物語」を選んだので、ブレることなく進むだけなのですが。

そんななんで(挑戦と冒険を選ぶから)、次々と、起こりますというか起こします。それに、向き合う日々です。

 

 

で、あなたは?