10/4 のNHK特集「大廃業時代」を観ました。
帝国バンクがビックデータで調べたところ、向こう1年で、廃業のリスクがある会社が、31万社に登るという内容でした。ここに来て、大廃業時代がクローズアップされたのは、モラトリアム法が終わるからです。
そして、今、地方銀行、信用金庫が、貸付金が多くなっている中小企業に、できるうちに廃業を促しているそうです。そうでもしないと、地方銀行すらなくなるリスクがあるからです。
私は、この大廃業時代は、逆に、新しい時代の始まりではないかとも思うのですが違いますかね?だって、時代に合っていないのに、続けたいという思いだけでは経営はできないわけなんで。
難しい問題ですね。でも、ここを前向きに乗り切らないと日本そのものの未来はないと思います。NHK特集では、企業も、余裕のあるうちに退出する、勇気ある撤退という選択が必要と伝えていました。
一方、今日、長野でお話ししたんです。「厳しいと言われますが、成功している病院、社会福祉法人はあるんです。やり方が違うんです。そう、やり方なんです。」
会場の皆さんにスマホを出していただき、成功している法人を一つずつ検索して調べていただきました。
「ねえ、そうでしょう。実際に、数字を見れば分かるでしょう。やり方が違うんです。やり方ですよ。」と。
今日、「現在の延長線上で未来を考えない方がいいですよ。きっと、大きく違う世の中ですよ。変われますか?」とお話ししました。
だから、「今がこうだから、、、」という世の中ではないと思います。