今回は、少々、覚悟が必要でしょうか。冷静に対応して、いざとなったら結束する日本人の特徴が良い方向に行くといいですね。

日本政府は、WHOが「緊急事態宣言」を出す前に、「指定感染症」にして強制力を持たせました。これは、中国からのデータは少なく、WHOが結論を出せずにいるからで、緊急性が低いわけではありません。

 

春節の期間は、2020年1月24日〜30日です。その間は、多くの中国からの観光客の方が来ています。空港、駅、スーパー、ホテル、飛行機、新幹線、バス、地下鉄は、飛沫感染のリスクがあります。

なので、駅からバスに乗り羽田空港へ。羽田から飛行機に乗り新千歳空港へ。JRで札幌駅に。そしてホテルに。また、自宅から地下鉄を乗り継いで東京駅へ。東京駅から新幹線に乗って京都へ。そしてホテルへ。

 

当初、高齢者で持病を持っている人のみが死亡していると報道されていましたが、現在は、持病もない30歳代の人が死亡しています。怖いウィルスの特徴は、変異して、より多くの人に感染しようとすることです。

また、潜伏期間に感染させてしまうことです。もはや、防ぎようがありません。なので、人が集まるところは、絶対に避けなければなりません。

 

これから、春節が終わり、武漢以外から来た観光目的の中国の人は帰ります。しかし、武漢から来た、避難してきた中国の人は帰りません。その人達の健康管理が大事になります。

 

あとは、日本人の感染と、日本人から日本人への感染です。今回は、少々、覚悟が必要でしょうか。冷静に対応して、いざとなったら結束する日本人の特徴が良い方向に行くといいですね。

 

今回、心配しているのは、日本での感染の広がりもそうですが、中国から来ている人たちへの偏見です。これは、大きな問題になりますし、絶対にあってはいけません。

日本は、すでに、観光立国で、年に3000万人を超えて多くの国から日本を選んで来てくれています。その中で、一番来る国の人が中国の人です。日本は、中国人の観光客の人達に、どれだけお世話になっているか分かりません。

なので、お互いに理解し合い、問題が起こらないような配慮が関係者間でなされることを祈るばかりです。