国は、大企業には、日本政策銀行等から劣後債で資本を注入し、中小企業には、一時給付とコマーシャルペーパーなどでお金を繋ぐ政策をうちました。
日銀が、急遽、5/22に政策決定会議を臨時で開いたということは、5月末の手形が落とせない中小企業が沢山あるということなのだと思います。
また、コマーシャルペーパーなどを9月末、無利子融資の受付を来年の3月末までにしたということは、中小企業は、夏を越せないかもしれない会社が多く、持ち直した企業を支える融資を来年春まで手当したことを示しています。
一連の国の政策を見ていると、日本の経済活動は、尋常ではないと理解しています。
ここからです。
今、感染しても、ある一定の割合と80歳以上のお年寄りと基礎疾患のある人を除けば、かなりの確率で回復することが証明されている状況です。
なので、私は、日本は、今、できるだけ早く通常の生活に戻すことが大事なのではないかと思っています。
もし、本当に、300万人もの失業者が出てからでは遅いので。
国民は、感染者が増えれば「国は何してたんだ。」と言い、感染者がいなくなって失業者が増えれば「国は何してたんだ。」と言います。
国民の全ての望みを叶えるのは不可能で、優先順位をつけて、信念を持って国民に語り遅滞なく実行するのが政治家なのだと思います。
もちろん、第二波は来るでしょう。
しかし、対応はできるのではないでしょうか。
日本人の賢明さを信じていいのではないかと。
ただし、医療と福祉は、今まで通り対策を徹底しなければならないでしょう。
感染の検査を大規模に行える体制が、絶対に、必要であることは確かと。