今日は、緩和ケア病棟の師長さんと話をしていました。
「もう、この頃は、ご家族が当てにならず、大きな手術の後に、ご自宅に戻すに戻せないんですよね、、、」と。
私が、「そう、だから、ここは、介護施設か有料老人ホームをもたないといけないんですよ。」と。
加えて、「看護小規模多機能で、老衰型のガン末をみるようにしないと、緩和では点数取れないでしょう。」と。
2040年多元的社会では、「家族の支援をあてにする介護は期待できない。」と書いてあります。
もう、始まっているんですね。
師長さんが、「お返ししようとしても、ご自宅にも介護が必要な方がいるので、しょうがいんですよね。」と言われていました。
これが、これからの日本の姿です。
私事ですが、先日、突然、母親から電話で「お父さんが床に倒れて動けなくなった。どうしよう?」と悲痛な叫び。
まあ、老々介護の典型的な夫婦です。
「分かった。息できてる? 骨折していない? 苦しんでいない? そう、では、119番して事情を説明してね。東京にいないから飛んではいけないよ。」
「息できてるんでしょう、慌てなくていいよ。落ち着いてね。」と。
年に、2〜3回、携帯が来ます。
これが、これからの日本の、当たり前の姿です。