やはり、ワクチン接種は、収束の始まりですね。
記事です。
「新型コロナウイルスのワクチン接種が17日、日本で始まった。先行する英国は5人に1人が免疫を獲得したとの調査結果を発表した。米国も新規感染者数が5週連続で減少しているほか、イスラエルでも60代超の入院患者が減少したという報告が出ている。ワクチン接種による感染収束への期待が高まってきた。」
「「国内の推計5人に1人が新型コロナに対する抗体(免疫)を獲得している」。英国国家統計局は16日、新型コロナの調査結果を公表した。2月1日までの約1カ月間、16歳以上の成人男女の血液を調べた結果、人口のおよそ18.5%が過去に新型コロナに感染したか、ワクチン接種によって防御機能を持つ免疫を獲得しているとみられることが分かった。」
「年齢別では、免疫を持っている割合が最も高いのは80歳以上で、およそ41%。この年齢層はワクチンの優先接種対象だった。2週間前に公表した同様の調査では26%だったことと比べると、予防接種による効果が確実に出ているようだ。」
「ワクチンは感染症の発症を抑える仕組みだ。発症しなければ別の人に感染を広げにくくなると期待される。ファイザーなどの臨床試験(治験)では発症予防のほか、重症患者を抑える結果も出ている。」
「2020年12月にワクチン接種が始まった米国では、新規感染者の数が減少に転じた。米ジョンズ・ホプキンス大の集計では、1月初旬のピーク時に1日あたりの新規感染者数が30万人だったが、高齢者らにワクチン接種が進むにつれて減少し、2月15日時点では5万3千人となった。ロイター通信によると、米新規感染者数は14日までの1週間に前週比23%減の63万9000人強で、5週連続で減った。」
「入院や重症化の抑制などの報告もある。イスラエルのワイツマン科学研究所によると、ワクチンを接種した高齢者は入院や重症化が減少しているとの結果が出たという。具体的には2月6日時点の結果では60歳以上は3週間前と比べて入院患者が36%減、重症化は29%減っていた。ワクチンの接種が遅れた0~59歳は、入院が10.5%増、重症化も32%増えていた。早期接種した都市と遅れた都市を比べても、高齢者の入院数の減少に差が出たという。ワクチンを接種するタイミングや生活環境、変異型などウイルスの種類によっても有効性は変わりうる。ただワクチンを接種することで体内に免疫ができ、新規感染者を減らせるとする報告が続々と上がっており、有用性が高いのは事実だ。」