私は、こちらの法人さんに、管理会計を入れて、公正公平に評価して、業績を上げて、働く人に報いて、働かない人を働かせて、過労を防いで、経営を勉強してもらって。これを人事制度・人事考課制度でやろうとしているんです、コンサルタントだから。

年間160回くらい飛行機に乗って日本中を移動していた頃だと、こんな夕飯が、多々、ありました。思い出しました。ここは、駅に吉野家があり、そこで牛カレーを買って、ビール買って、新幹線に乗っている30分ですませて、夜遅く、空港ホテルに入る。明日は、朝の飛行機で移動です的な。

いかにも、体に悪そう、、、ですか? でも、こんなジャンクが美味いのです。あと、一緒のビールでだめですかね。でも、大丈夫、ビールは糖質ゼロなんで。

 

今日は、病院さんで、経営改革を目指す若手25人のドクターと人事考課制度の内容について説明会です。当初は先月だったのですが、コロナ患者受け入れ病院の大きな病院だったんで1ヶ月飛ばしました。

なんで、時間の関係で、もう、私から「人事考課は、この設計でどうですか?」にしました。もう、ここの法人さんに合わせて作り込んでいきました。

いろいろな意見が出て、「なんで、個人別の収支まで踏み込まないのか?」「原価管理からやるのが先では?」「売上だけで評価すると、高い薬を使えば点数だけ上がるじゃないですか。」「働かないドクターと一緒にされたくない。」「仕事しない管理職はどうするのか。」などなど。

私からは「おっしゃる通りです、その通り。本当ならみなさんが言われるそこからですね。でもね、そこまで踏み込むと、ここの病院さんは時間がないのとハードランディングしなければならない。それは、こちらの経営を考えたら避けた方がいいと、私は、コンサルタントとして思います。」とお話ししました。

最後に、私からは「皆さんのいう通りです。ねえ、どうですか、70点から始めません? 100点をはじめから狙うのは、こちらの法人は耐えられないと思いますよ。ソフトランディングで入りましょうよ、ダメ?」と。

私がここの法人さんでやりたいのは、働かないドクターに「法人はちゃんと見てるからね。」と「部門長に、管理会計で部門別に損益を出すからね。ちゃんと経営してくださいね。」と「頑張ってくれている皆さんありがとう。処遇で報いる仕組みを作りますから。」というメッセージを送りたいのです。そうして、今まで汗をかかなかったドクターも頑張っていただく。今まで経営に無責任だった管理者に危機感を持ってもらいたい。頑張っているドクタ〜に辞めないでもらいたい。です。

 

病院は、働く人3割で7割を稼ぐ感じになると赤字になります。だから、働かないドクターをどうしたら働かせるか、です。あとは、頑張っているドクターの皆さんに対し、処遇で応えてもらいたいのです。頑張るドクターは、ほんと、頭が下がるくらい頑張るんで。

 

私は、こちらの法人さんに、管理会計を入れて、公正公平に評価して、業績を上げて、働く人に報いて、働かない人を働かせて、過労を防いで、経営を勉強してもらって。これを人事制度・人事考課制度でやろうとしているんです、コンサルタントだから。

ドクターが、常勤・非常勤合わせて100人いるので、ここに人事考課制度を入れるのは、一筋縄ではいきません。

まあ、今日も最後に、事務長とお互いに「やるしかないのでね、本間さん。」「やりましょう、そうしないとここの法人さんの将来が見えないので。」と言って別れました。ここは、逃げずに真正面から課題に取り組む事務長がいるので、経営者は幸せですね。