こんなに盛り上がらない選挙は、かなり珍しいですね。
テレビのニュースを観ても、街頭演説を流すだけで政権選択選挙とは思えないような。
投票率が上がるといいですね。
政治について良い悪いを言うのであれば、当たり前のように選挙に行かなければなりませんね。
同時に、最高裁判所裁判官国民審査がありますよね。
あれは、私たちの「日本の常識がこのままでいいか?」を問うものなんですよね。
要するに、最高裁判例は、日本の常識を決める大事な判決で、それを決める人が最高裁の裁判官なんです。
ねっ、何気に大事でしょう?
例えば、サラ金がバタバタと大手銀行などに買われていった時期がありましたよね、覚えてませんか?
あれは、グレーゾーン金利が最高裁判決で「違法!」となって、借りた人たちに返しなさい、となって、倒産の危機になったわけです。
まあ、それで、弁護士事務所や司法書士法人が荒稼ぎしていたわけですが。
もし、グレーソーン金利が「違法ではない。」となっていたら、どうなっていただを考えれば、その大事さがわかるでしょう?
私は、今の方法じゃなくて、最高裁判例で今まで何が判断されたかを、もっと国民に知らせて、「これでいい?」って言うべきだと思うんですよね。
今の国民審査の方法だと、その大事さが分からないままになりますね。
例えば、夫婦別姓問題、ジェンダー雇用問題、死刑判断問題、虐待の問題、性犯罪の問題、他
皆さんは、殺人事件の最高裁判断で「これは軽いよね。」とか「私は、性犯罪は、磔(はりつけ)獄門の刑にすべきだ。」と思っているでしょう?
ねっ、日本の常識を考えなければならない問題って、いっぱいあると思わない?
そう、今の国民審査について考えるきっかけになっていれば、このブログの意味はありましたかね。