今日は、病院の現状分析を資料を持って話をしました。
「なんで利益がでないか? 急性期なのに、患者の年齢層が高い。だから、単価が低い。ゆえに利益が出ない。」とご説明しました。
「ドクターは言うさ、OO病院はドクターがOO人いるとかさ。でもね、単価が違うんだから当たり前じゃん。」
「こちらの病院は、単価を上げきれない以上、病床再編するか、入ってくるお金から、しっかり予算の中で経営するかどちらかでしょう? 後者でしょうさ。」
説明の後、「あと2枚あるからね。」と別に2枚配り、「私が考えた出口戦略です。」と説明しました。
本当は、今回の仕事でここまでする必要はないのです。でも、真面目で優秀な事務方が30人も集まって、真剣に学んで頂いたので、「彼らのために。」と作りました。
本当なら、コンサルティング料をもらって行うことです。
彼らが困らないようにと、社労士の細田を連れてきて1時間近く、Q&Aもしました。
私たちの仕事って、心意気なんです。だから、不真面目でいいわけばかりの話をする職員さんには、怒りすら覚えますし、はっきり言います。気持がなくなれば、もう、そこで終わりです。
私たちの時間は限られていて、本当に必要としてくれる、真摯に取り組む、こちらの皆さんのような法人に、時間もノウハウも渡したいので。
「では、私からの出口戦略について話し合いましょう。」と。
各テーブルでの話を聴いていると、「もう、暗い話しか出てこないよね。」と言うテーブルが、、、
それでいいのです。まず、そこから立ち上がる。そう、レジリエンス(立ち直る力)です。
「ここからどうするかだよ。あきらめたら終わりだからね。」
サステナビリティ、フレキシビリティ、レジリエンスの3つを鍵に来月は、話をしたいと思います。
頑張れ若者たち!