日本もこういう時代になりました。
病院、福祉施設のBCP対策についても、リスクに対する対応が必要になりますね。
「東京電力福島第1原子力発電所事故を巡り、同社の株主らが旧経営陣5人に計22兆円を東電に支払うよう求めた訴訟で、東京地裁は13日、旧経営陣4人に計13兆3210億円を東電に対して支払うよう命じる判決を言い渡した。事故の安全対策を巡り、東電の旧経営陣の個人責任が認められたのは初めて。賠償額としては国内史上最高額。」
「訴訟での争点は政府機関が02年に公表した地震予測『長期評価』に基づいて巨大津波を予見することが可能だったかや、防潮堤や浸水対策などで事故を防ぐことができたかどうかだった。」
「株主側は『長期評価は科学的に十分信用できる見解だった。経営陣らが重要設備の津波対策工事を怠ったため、事故が起きた』と主張。旧経営陣側は『長期評価は信頼性に欠け、予見できなかった』として予見可能性を否定し、事故対策についても『社会通念的に見て、安全な水準は維持できていた』などとして賠償責任はないと反論していた。」