先日、沖縄県北谷にある Mr.Kato (レストラン)の打ち合わせしてました。私は、「改善に次ぐ改善が成功につながる。」を給食・外食産業事業部門の企業風土(カルチャー)にしています。
私は、外食産業の経験がありませんが、他の業界と同じように、立ち止まったり、怠けたり、満足してしまったりして、必ず、落ちていくと理解しているので「常に良い品質を追い求める。常に改善を行う。常に変わる。」を信条にいろんな話を加藤さんとしています。「これでいい。」なんて変な納得をした途端に転落が始まるので。
なので、メニューの見直し、味の見直し、価格の見直し、シフトの見直しなど、いろいろな打ち合わせをしました。今回、パスタのメニューを増やすこと、パスタの味付けを直すこと、お肉の価格の見直しを行うこと、量を見直すこと、カツをメニューに入れることなどを打ち合わせしました。理由は、思いのほか、日本人のお客さまが多いのです。今、アメリカ人と日本人が半々なんで、想定と違っていたので修正しています。
今日、恐ろしい現場に遭遇してしまいました。HMSエリートの1日目が終わり、WJUの後藤さん吉本さんの3人で、コリドー通りのレストランへ。2019年は、いつもお客様でいっぱいでした。それが、なんと、pm6:00から2時間の間、お客様は、私たちの3人だけ! そう、2時間の間、私たち以外は誰もお店に来なかったんです。
これ、凄くないですか? 銀座の木曜日の夜に、たった3人で、レストランが経営できるはずがないですよね?「大変だね。」とお店に人に声をかけると「はい、大変です。金曜日の夜も入りませんから。」と悲しそうに。日本のカルチャーが、コロナで変わってしまったんだなと理解しました。
どんな業界でも、残るところは残ります。Mr.Katoも必ず、残るお店にしたいと思います。