令和6年度介護報酬改定に向けた今後の検討の進め方について(案)
令和3年度介護報酬改定においては、新型コロナウイルス感染症への対応の必要性を踏まえ、以下の5つの項目を柱とし、改定を行った。 1 感染症や災害への対応力強化 2 地域包括ケアシステムの推進 3 自立支援・重度化防止の取組の推進 4 介護人材の確保・介護現場の革新 5 制度の安定性・持続可能性の確保 令和6年度介護報酬改定に向けては、診療報酬との同時改定であることや新型コロナウイルス感染症への対応の経験等を踏え、令和3年度介護報酬改定に関する審議報告及び令和4年社会保障審議会介護保険部会意見書における指摘などに基づき、各サービス種類毎の論点とあわせ、例えば以下のような分野横断的なテーマを念頭に置き、議論してはどうか。 1 地域包括ケアシステムの深化・推進 2 自立支援・重度化防止を重視した質の高い介護サービスの推進 3 介護人材の確保と介護現場の生産性の向上 4 制度の安定性・持続可能性の確保 【スケジュール案】 令和5年 6月~夏頃 : 主な論点について議論 9月頃 : 事業者団体等からのヒアリング 10~12月頃 : 具体的な方向性について議論 12月中 : 報酬・基準に関する基本的な考え方の整理・とりまとめ * 地方自治体における条例の制定・改正に要する間を踏まえて、基準に関しては先行してとりまとめを行う。 令和6年 令和6年度政府予算編成 1月頃 : 介護補修会提案 諮問・答申