「皆さんは2040年に行政と一緒になって街を守る法人さんなんだから、目標は高く持って、事業経営をしよう。」

3回目です。財務・会計・管理会計です。

こちらは優秀な法人さんなんです。無借金で、事業高が21億円で、総資産42億円です。

しかし、営業利益が0.9億円なのです。年々、営業利益が減っているのです。

なので、「ねえ、今日は、なんで営業利益が減ってきているかを知ろう。」と始めました。

「ほら、人件費率が高いのが分かる? でも1から2ポイントだけどね。」「それと、減価償却費ね。」

「だから、償却前利益が大事になるよね。それだと、5ポイントだね。」

いろいろと説明し、「ねっ、分かった? だから、取り漏れ、取りこぼしがあるわけ。それが、これだけの大きな法人さんになると1億円も積み上がるの。事業高から見ると5%だから、たらない利益と合致するわけ。」

「あのね、介護事業は利益が出るように制度設計しているの。だから、それから外れたらダメさ。」

「まあ、他の法人の決算は、全然ダメだから、みんな頑張ってるけどね。」

「皆さんは2040年に行政と一緒になって街を守る法人さんなんだから、目標は高く持って、事業経営をしよう。」

「収益力をV字回復させるからね。」

「来月を出した数字を実際に取るためのアクションプランの話をしようね。だから、数字は宿題ね。」