参加の皆さんはどう腹に落とされるか、とっても、楽しみです。

株式会社の介護事業者の経営者には、優秀な方が沢山いるのです。社会福祉法人のように特養を補助金で作りました。それ以来何もせず、「良い頃に貯めた利益を食いつぶしています。」という法人さんたちと比べると「創業者の苦労や辛抱強い性格と粘り強い経営に敬意を表したい。」となるのです。

いまだに、社会福祉法人の方が介護力が上だと思っている人が多いのです。しかし、私はもう、そう思っていないうちの一人です。どんな比較かというと、株式会社がそうであるように社会福祉法人も、介護力は、ピンからキリまであり、平均より上の会社と法人を集めて、介護力を評価したら、社会福祉法人は民間の株式会社には勝てないと理解しています。

もちろん、意見には個人差がありますので、絶対にそうだ!というつもりはありません。しかし、10月から始まる全国老協力のデイサービスの稼働と経営力を上げる研修では、「デイサービスについては、株式会社の方が上でしょう?」と言って研修を始めることになります。

参加の皆さんはどう腹に落とされるか、とっても、楽しみです。そこから、じゃないと始まらないのです。ある意味、社会福祉法人の病気の部分を触る感じにもなりますかね。

ここから

以下、株式会社の現状報告です。多くの場合「頑張ってますね。」という感じなんです。社会福祉法人さんのように「経営不在」とはならないのです。なぜなら、補助金があるわけでもなく、毎日が真剣勝負だから。

(報告書より抜粋)

2023年度(令和5年)決算では、売上が、O.OO億円で、総資産が O.OO億円であった、率にして O.OO倍となり、健全に時間をかけて利益を積み上げて来ているのが分かる。また、自己資本比率も OO.O%と高く、数字に強い経営者が、堅実に利益の上がる事業を選んで経営を進めてきたと評価する。

会社は、創業以来、経営者は、経営戦略として、収益が低くても堅実に経営できる事業を中心に選択して来たことや人件費をはじめとする支出を抑えて利益を辛抱強く積み上げて来たことが、決算書から読み取れる。以上のことから、創業者の苦労や辛抱強い性格と粘り強い経営に敬意を表したい。