昨日の私のブログをお読みいただいた方からメールをいただきました。

昨日の私のブログをお読みいただいた方からメールをいただきました。

いただいたメール、同感です。

私は、10月からのデイサービスの研修で「介護保険事業の中で、最も自由度が高く、やり方次第だよ。やったもの勝ちだよ。みんなで考えることだ。この研修の間にトライアンドエラーで、何かを作ろう!」と提案するつもりです。

口を開けて上に向けて「何か落ちてくるのかなー」ではなく、自分たちでアイデアを持ち寄って、2024年度の研修でみんなで作ったサービスが、全国のデイサービスのスタンダードになるようなことを学んで「形」にして「実践」していただこうと思っています。

(メール)

本日のブログ拝見し、まったく同感です。

以下はいずれも株式会社の通所介護事業所の取組です。

A事業所:ICTを活用したアクティビティで人気を呼んでいるデイ。利用者一人では麻雀ができない、ではなく。麻雀卓にタブレット置いて、オンライン麻雀が一人で趣味を楽しめるようにしている。ほかにも10を超えるICT活用のアクティビティメニューをつくった。

B事業所:バーチャルデイサービス。事業所はデイの目的を「デイで支援する、サービスする」ことではなく、「お客様が自立度の高い在宅生活の継続に貢献する」こととして、そのために何をすべきかを考えるようにしている。デイのこない日は、スマートウオッチとZOOMを活用し、自宅でデイのリハ、体操、健康チェックを受けられる。

C事業所:デイセンターと弁当屋の併設店舗をつくり、弁当屋の調理業務をデイ利用者のアクティビティの場としている。役割と楽しみ、働くことの喜びとやりがい、金銭的報酬による喜びが得られている。

D事業所:デイの帰りに希望者へ持ち帰り弁当。家族の分もOK。単身や老夫婦世帯はデイで帰ってから夕食作るのは面倒。それを解消させる付加価値向上の取り組み。

まさに「顧客の価値を創造する」取組であり、それを戦略的にできるところが勝ち残っていけると思います。

(9月7日のブログ)

株式会社の介護事業者の経営者には、優秀な方が沢山いるのです。社会福祉法人のように特養を補助金で作りました。それ以来何もせず、「良い頃に貯めた利益を食いつぶしています。」という法人さんたちと比べると「創業者の苦労や辛抱強い性格と粘り強い経営に敬意を表したい。」となるのです。

いまだに、社会福祉法人の方が介護力が上だと思っている人が多いのです。しかし、私はもう、そう思っていないうちの一人です。どんな比較かというと、株式会社がそうであるように社会福祉法人も、介護力は、ピンからキリまであり、平均より上の会社と法人を集めて、介護力を評価したら、社会福祉法人は民間の株式会社には勝てないと理解しています。

もちろん、意見には個人差がありますので、絶対にそうだ!というつもりはありません。しかし、10月から始まる全国老協力のデイサービスの稼働と経営力を上げる研修では、「デイサービスについては、株式会社の方が上でしょう?」と言って研修を始めることになります。

参加の皆さんはどう腹に落とされるか、とっても、楽しみです。そこから、じゃないと始まらないのです。ある意味、社会福祉法人の病気の部分を触る感じにもなりますかね。

ここから

以下、株式会社の現状報告です。多くの場合「頑張ってますね。」という感じなんです。社会福祉法人さんのように「経営不在」とはならないのです。なぜなら、補助金があるわけでもなく、毎日が真剣勝負だから。

(報告書より抜粋)

2023年度(令和5年)決算では、売上が、O.OO億円で、総資産が O.OO億円であった、率にして O.OO倍となり、健全に時間をかけて利益を積み上げて来ているのが分かる。また、自己資本比率も OO.O%と高く、数字に強い経営者が、堅実に利益の上がる事業を選んで経営を進めてきたと評価する。

会社は、創業以来、経営者は、経営戦略として、収益が低くても堅実に経営できる事業を中心に選択して来たことや人件費をはじめとする支出を抑えて利益を辛抱強く積み上げて来たことが、決算書から読み取れる。以上のことから、創業者の苦労や辛抱強い性格と粘り強い経営に敬意を表したい。