1月26日のHMSセミナーでは、2023年12月1日に日本医師会から出された、医療経済実態調査報告(令和5年度実施)の資料を使います。
それには、損益がめちゃめちゃ悪くなっていること。その理由の最大要因が諸経費の大幅な上昇であること。そして、委託料であることの説明をします。で、結果、7割が赤字経営ということになるんです。
まとめには、「このままだと地域医療は崩壊する。」と書かれるわけで。この書き方だと、だから医療は赤字でもいいという感じで取られちゃうわけで、、、困ったものです。
これって「経営力」の問題なのです。だって、黒字決算のところもあるわけでね。
経営力は、法人内においての経営力は、マネジメントであったり、教育であったり、採用であったりします。マネジメントは、モラルや働く方や人事制度や給与制度。経費の使い方や予算の付け方やお金の使い方だったりするわけで。給食も委託業者なのか自前厨房なのかとか。
まあ、最終的には、事務方がドクターやナースの人事権や指示・命令の権限が持てるかにかかっているんですけどね、簡単に言って。それって難しいわけですが、これを上手にやっている病院さんがたまにあるんですよね。
そんなところしか経営できなくなっていくとなると、病院経営の先は暗いですかね。
だから「先生、こうしてくれないと経営できない。」と言って「分かった。」となるかどうか。
だから「看護部長、こうしてくれないと経営できない。」と言って「分かった。」となるかどうか。
1月26日には、そこをどう話すかですねー。