ある法人の理事会がありました。内容は、本間が作成した報告書の内容の評価とWJUを法人の中に入れて改革するかどうかです。いつもなら意見も出ずにすぐ終わる理事会が、なんと、会議の時間が100分と理事会史上最長を記録したそうです。意見がいろいろ出て大変だったそうです。
理事の方曰く「初めて法人の問題を活字にされた。また、都合の悪いことに蓋をしていたが、その蓋を開けられて表にだされた。」「初めて報告書を読んだ理事は本当か?という人もいたが、問題意識のある理事はここが勝負と今まで黙っていたことなども口に出した。それでまた大もめになった。」「最後には全会一致でWJUを法人の中に入れて改革を進めることになりました。」
私が作る報告書で大変な議論になったり責任問題になることも数多くあります。なんで、何度も自問自答しながら作ります。報告書を作るときは心がすりへりますし体力も著しく消耗します。体調が悪くなるのは大抵、報告書を作成している前後です。職業人としてもプライドを賭けて作成しているので、「ほんとか?」と言われると残念になりますし、説明しきれない責任を感じます。個人を攻撃しているわけではないのですが、どうしてもそのように取られるときがあるので、これも堪えます。あくまでも法人として捉えていただきたいのです。
今回も「意見がばらばらなら無理してWJUを入れないで欲しい」とお伝えしています。「歓迎されないで入るのは絶対に成功しないので。」とお伝えしてありました。しかし、大もめの理事会も、理事曰く「いつもの消極的な話ではなく、積極的な話に終始していた。」また、とくにいつもはしゃべらないキーマンの理事の方が一生懸命お話しされていたということでしたので、安心しました。
あらためて責任の重い仕事だし難しいなーと悩んでしまいます。まあ、多くの責任のある方々が本間が作成した報告書で、喧々諤々と議論されるとお聞きすると身の引き締まる思いです。根性決めてお伺いすることになりますね。