今日は土曜日ですが、岡山病院協会主催セミナーの講師でした。お陰様で大変好評でした。よかったです。

本日は、土曜日ですが、16:30-18:30まで、岡山県病院協会さん主催の「第7次改正医療法セミナー」の講師を務めさせていただきました。県内160弱ある病院のうち70法人、100人ほどの病院さんがご参加いただきました。ほとんどの方が経営者の方でした。出席されたみなさんは、そうそうたる病院さんがご出席されました。岡山県大学病院さん岡山医療センターさん岡山赤十字さん岡山済生会さん倉敷中央さん川崎医療大学病院さんなど、地域を代表する病院さんから人口減少地域の病院さんまで本当に多くの病院さんにご出席いただきました。ありがとうございました。

「よく集まりましたね。」の問いに、岡山県病院協会の事務局長さんから「第7次医療計画と内部統制とこれからどうなるんだということで皆さん興味があるようです。」とのお話しでした。

私からは、「初めて、経営っていう言葉の重みをご理解いただく時が来たのではないでしょうか?」という話しからはじめ、「1月19日の厚労省の資料にこれからの試合のルールが書いてあります。」「これから経営者が行なわなければならないことは、、、」

2時間以下の内容に合わせお話しさせていただきまいした。

 

第7次改正医療法の4つの柱

• 第6次の地域医療構想の策定と具体的な展開
• 第6次の医療・介護総合確保法の促進
• 地域医療連携推進法人制度の創設
• 医療法人制度の改正

以上の内容は、全国厚労省関係部局長会議資料(厚生分科会)平成29年1月19日でしめされている。

主な内容
医療法人の大変革が始まることを予感させる内容

1 総量規制による医療保険支出の抑制 → 医療計画・地域医療構想

2 医療と介護の一体提供による効率化 → 地域包括ケアシステム

3 合併・統合による効率化 → 地域医療連携推進法人制度

医療法人の経営者が行うべき最大の役目

経営者がこれから行うべきことは2つ。

  1. 自法人のポジションを決める。
  2. 経営力をあげる。

2つは、経営者の大事な仕事。今回は失敗がゆるされない。

 

セミナーが終わり閉会の挨拶で、岡山県病院協会の副会長のご挨拶は、「本当に中身の濃い2時間でした。明日から何をしなければいけないか、わかりやすく教えていただきました。経営者・経営を預かる役割の人は、今日帰って眠れませんね。また、今日、初めて内部統制の意味となぜ必要なのか分かりましたね。」「最後にこれは、先生に講義の内容とは違いますが。生き残りをかけたというテーマのいろいろなお話しがでしたが、岡山県の病院はみんな残るのです。みんなで連携しながら岡山県民の未来のためにみんなで頑張りましょう。」← おっしゃる通りです。

主催者の方も「みなさんかぶりつきの2時間でした。大変濃い内容でした。本当に来ていただいて良かったです。」と言っていただきました。

病院協会の会長さんからは、「あまりにいろんな話しがあって、私の頭では整理できないわ〜。」と笑っていらっしゃいました。とても豪快な方でした。