管理職って、そういうことですよね。

今日の法人さんは、並行して、何本ものプロジェクトを行っているのです。なので、本部の人たちは、とにかく忙しくしています。だから、伸び盛りですね。そういう法人さんには人が集まるのです。ほんと、面白いですよね。

こちらの法人さんに、懸案だった、特養を立て直した女子がいるのです。今まで、長いこと、現場に支配されてて、なかなか稼働が上がらず、人が足りないしか言わない特養でした。

「ねえ、どうやって特養を0欠にしたの?現場をどうやって説得しているの?」と聞くと、「何もしてないです。ただ、できるでしょって言っているだけ。」と。すかさず、一緒に研修を受けている法人の幹部の方が「みんなが認めているんですよ。一番働いているもの。彼女に言われたらヤダとは言えないから。」と。

周りは、いつも見ているし、分かっているんですよね。言うだけ番長ではなく、一番働くし、一番いやなこともするし、一番現場の人たちを守っているし、悪口も言わないで淡々と仕事するんですよね。

本当に、口数は少ないのですが、わかってるいるのです。昨年の成果発表会の時、審査員特別賞を渡したんです、審査員は私です。互選で優勝を選ぶやり方だったわけですが、審査員特別賞は、私が審査するので該当者なしもあるんです。その中でも受賞でした。だから、「ああ、この人、分かっているな。」と思わせる人です。

で、さすがで、特養を立て直しました。管理職って、そういうことですよね。私は「ご飯、ご馳走するから。何、食べたい? なんでもいいよ。おじさんお金持っているら(笑)。」と。みんなに「カニご馳走なったらいいよ。お金持っているんだから。」と。

楽しみです。